三条市興野の野島整骨院です。
交通事故によるむち打ち症についてお知らせいたします。
■むち打ちの発生原因
むち打ちの原因となる交通事故の種類には大きく分けて正面衝突、側面衝突、追突によるものがあります。人の首の正常な可動範囲を超えてそれ以上に伸びたり縮まったりした場合、首の周辺の軟部組織が伸び過ぎたり傷ついたりして症状が出ます。その中で最も高頻度で発生するのが、後方より衝突された追究によるもので全体の90%を占めます。
■むち打ち症の分類
むち打ち症といっても、どの部位を傷めてしまったのかによって種類が異なります。
ただ首を牽引したり、電気を当てたり、シップを貼ったりといった一般的な施術では改善されないことがほとんどですので、患者様お一人おひとりのお身体の状態に合わせた当院の施術を受けるようにしましょう。
・頸椎捻挫型
首の筋肉や靭帯、関節包の損傷によるものです。脊髄に損傷がなく、主として頭痛、首の痛みが症状です。足首を捻った時と同じようなことが首のまわりで起こっています。
・バレー・リュー症候群型
自律神経に障害が起こり、首や肩の症状はなく、頭痛、眼精疲労、耳鳴り、難聴、目眩、声のかすれ、記憶や集中力の低下、食欲減退、消化不良、吐き気などが出現します。
・神経根症状型
脊髄の運動神経と知覚神経が集まっているところを神経根と呼び、この神経根の周りに腫れができたり、引きぬきのような損傷が起こると首から肩、腕にかけてのしびれや放散痛、筋力低下や運動および知覚障害が起こります。神経学的検査などにより、他覚的所見が認められます。
この他にも、交通事故の衝撃によって脳脊髄液が脳脊髄液腔から漏出してしまう脳脊髄液減少症を起こしてしまうこともあります。ご自身のむち打ちがどのようなタイプなのかをきちんと見極めた上で適切な施術を受けることが大切です。
レントゲンやMRIなどで検査を受けても異常が認められないということもありますが、少しでも身体に痛みや痺れ、運動制限などといった不調が現れている場合には、三条市で多くの交通事故の方の施術を行っている野島整骨院で検査・施術を受けるようにしましょう。
