三条市興野の野島整骨院です。
ドケルバン病についてお知らせいたします。
■ドケルバン病とは
手を広げたときに手の甲の親指側に浮かび上がる2本の腱は「短母指伸筋」と「長母指外転筋」といい、親指と手首に関係する筋肉です。ドケルバン病とはそれぞれの腱が炎症を起こしている状態を指します。その2つの腱をトンネルのように覆う「腱鞘」が炎症を起こしているケースもあります。
■ドケルバン病の原因
ドケルバン病は女性に多く発症する傾向にあり、特に妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多いです。ホルモンバランスの乱れによって発症したり、家事や子育てなどで手を酷使してしまうことで発症すると言われています。また、スポーツや仕事で親指をよく使う方にも発症しやすいと言われています。パソコンのキーボード操作をよくする方、片手でスマートフォンを操作する方も親指や手首に負担をかけていることがあります。
■施術の流れ
①親指、手首の痛みの原因の解明
丁寧なカウンセリング、検査で親指、手首の痛みの原因を究明します。
②炎症に対する処置
関節調整や筋肉調整をするだけでは患部の血行が急に良くなりすぎてしまい、炎症による痛みが増してしまいます。当院では、検査で炎症があると判断した場合、患部を冷やしたり超音波などで早期に炎症による痛みが軽減するよう処置を行います。
③筋肉調整
親指、手首の痛みを発生させている原因の筋肉に対して、筋肉調整を行います。
④頭部~股関節の骨格矯正
首から股関節に歪みが生じていると、背骨の可動域に制限が起こるとともに、親指、手首の痛みの原因にもなります。背骨の可動域に制限がかかると、周囲の筋肉の負担が増大し、筋肉の過緊張を引き起こし、親指、手首の痛みの発生に繋がります。
また、頭蓋骨の歪みも発生してしまい、親指、手首の痛みの原因にもなります。三条市の野島整骨院の「骨格矯正・姿勢矯正」では、本来の筋肉の柔軟性、身体の本来の可動域を取り戻し、筋肉の負担を取り除いていきます。また、頭蓋骨の歪みを取り除いていき、親指、手首の痛みをケアします。
⑤ストレッチや運動指導
ある程度症状が軽減してきたら、無理のない範囲でストレッチや運動をオススメすることがあります。運動を強制することはありませんが、無理なく運動することで症状の早期回復、再発防止を期待できます。
