ひつまぶしのルーツは明治6年創業の名古屋蓬莱軒の2代目鈴木甚三郎さんが考案したものです。
熱田神宮の傍と云う場所柄から当時は周りにたくさんのお茶屋があり、店には連日うなぎの出前注文が殺到したそうです。
この出前にはひとつ問題がありました。
配達係の店員がうなぎの器を引きあげて帰る際、あまりの忙しさに大切な店の器を割ってしまう事。
何度も器を割る事で『割れない木製の器』を試行錯誤の末、考案。
それが「ひつまぶし」の「ひつ」の由来となる「おひつ」
このおひつを客に出したところ、苦情が殺到。
当初作られたおひつは1度に何人前も運べるように非常に大きく5、6人分のご飯をよそい、その上にうなぎを乗せていた
ところが実際に取り分けると、どうしてもうなぎとご飯のバランスがとれず、酷い時にはご飯しか残らない時も…
1人前の小さなおひつを作るにはまた金がかかってしまう。
名案を思い付いたのが「うなぎを細かく切ってご飯に乗せれば全員に行き渡るし、ご飯が残ることはないのでは?」
細かく切ったうなぎをご飯に絡めるこの食べ方はすぐに蓬莱軒の名物となった。
「おひつにうなぎをまぶす」ことから「ひつまぶし」と呼ばれるようになっていった。
さらにその後、お茶漬け好きの名古屋の食文化と融合し、最後にダシ汁をかけて頂く現代のスタイルを確立。
口コミ
誰もが知っている名古屋飯のひつまぶしのお店。初めてひつまぶしを食べた時、絶対に誰もが「これ、どうやって食べたらいいの?」と感じるはずw キチンと食べ方を説明してくれますが、自由に食べれないのだけはネックかな。でも美味しいので食べてみてください
ひつまぶしと言えばあつた蓬莱軒です!一度食べたくて行ってきましたが、やはり美味い!お客さんもとても多かったです。うなぎが香ばしくてごはんとの絡みも最高です。個人的にお茶漬けにしてネギたっぷりめにして食べるのが一番でした。
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