練習法を知った、理論を聞いた、だけで
ピアノがうまくなるはずはなくて
知ったあと、聞いたあと、自己探索が必要です。
自分を無視してしまうと上達しません。
その練習法は私の体に合っているかな?
丁寧に自己探索を。
一人ひとり、骨格も筋肉も動きのクセも五感も
違うのですから『こう弾いてください』の真似だけ
していてもうまくいかないことだらけだと思います。
師匠はうまく弾けてるけど…
YouTubeのこの人はうまくいってるけど…
参考にはして、ワタシの体ヴァージョンの練習法を
自己探索する必要があります。
ワタシの骨格を知る、筋肉を感じる
動きのクセを見つける。
特に触覚、聴覚、視覚をどう使えばこのフレーズが
うまくなるんだろう?と探って試して
検証する、感じる、考える。
指の角度、肘の位置、指のどこで弾くのか
なにを見るか、どこを聴くかetc
とことん静かにじっくりと
あなたの体と五感に向き合うしかないのです。
その理論は私の心に響いて共鳴するかな?
実践して自己探索。
唯一無二のあなたの感性、価値観へと
深く深く潜り込んでいくように。
この時間って実は至福の時間です
自分ととことん対話できるから。
〇〇が大事です、って言われたとき
ビビビッとくる理論ってあるんですよね。
それが知りたかった〜!って魂が喜ぶ感じ。
自分との対話の過程は、いろいろな想いが
湧き上がってきて心の痛みや涙を伴うことも
あるかもしれませんが、
響いて共鳴する理論は
あなたを必ず導いてくれるから、その理論をもとに
とことん自己探索してみるといいです。
練習法と理論を知っても上達しない理由は
自己探索が足りないためです。
与えられるのを待つのではなく
ご自身を無視せず、尊重し慈しみながら
心と体とひたすらに向き合い自己探索する時間が
できる・わかる・演奏が変わるには必要です♪