弾いたあと手首をぐにゃりとあげて
鍵盤から手を離す弾き方。
この〈手首ありき〉のやり方は
体の構造にあっていないから
ムダな動きになり
指のつくりにも沿っていないから
長い指が鍵盤に残ったりして
音がかなりブレます。
手首を上下にふって弾く弾き方は
想いを胴体から指先に伝える
邪魔もしています。
手首はかためず固定はせず
通り道なだけ。
想いの通りを滞らせないために
穏やかに呼吸している
そんなイメージの部位です。