今から30年以上前に、はじめてこの店を訪れました。きっかけは、黒澤明の映画を観るのにひまつぶしに入った駅前の書店で偶然にみつけた一冊の本でした。「食卓のプラネタリウム」というまだ名も知られてない料理評論家山本益博の著書でした。その本の中で東京で一番美味しいと書いてあったのが、リストランテ文流のボンゴレビアンコでした。まだ、炒めたスパゲティが主流だった頃、すでにこの店には、イタリアのパスタがありました。それ以来、せっせと通い、池袋の店も開店から行きました。(現在、閉店)ただ単に美味しいというだけでなく、非常に価値のあるお店です。いつまでも、あって欲しいです。