こんにちは。
今回は「トレーニング後の鍼灸をするメリット」という内容です。
①血行が良くなる
鍼灸は、体の特定のポイント(経穴)に鍼を刺すことで、血行を促進します。
トレーニング後、筋肉は疲労物質(例えば乳酸)が蓄積し、これが痛みや張りの原因となります。
鍼灸により血流が改善されると、これらの疲労物質が速やかに除去され、酸素や栄養素が筋肉に供
給されやすくなります。これが筋肉の回復を早める助けとなります。
②筋肉がやわらかくなる
トレーニングによって筋肉が硬くなることがあります。
鍼灸は筋肉の緊張を緩和し、柔軟性を向上させる効果があります。
鍼をすると筋肉が微細な刺激を受け、それによって筋肉の緊張が緩和されます。
このリラクゼーション効果により、筋肉がより速く回復します。
③筋肉痛をやわらげる
鍼灸には抗炎症作用があるとされています。
トレーニング後の筋肉や関節には微小な炎症が発生することがありますが
鍼灸によって炎症が軽減されることで、痛みが和らぎ、回復が促進されます。
④自律神経がととのう
鍼灸は自律神経系を調整する作用があります。
自律神経系のバランスが整うことで、体全体のリカバリーメカニズムが最適化され、筋肉の回復が
促進されます。
特に、副交感神経の働きが強化されることで、体がリラックスし、回復モードに入ります。
⑤ホルモンバランスが調整される
鍼灸は、エンドルフィンやセロトニンといったホルモンの分泌を促進します。
これらのホルモンは、痛みを和らげ、気分を向上させる効果があります。
トレーニング後の痛みや不快感を軽減することで、より効果的な回復をサポートします。
セルフケアに使えるツボ
例えば、トレーニング後の筋肉痛に対しては、以下のような経穴を刺激することが効果的です。
• 足三里(あしさんり):膝の下に位置し、全身の血行を促進します。
• 曲池(きょくち):肘の外側に位置し、炎症を和らげます。
• 肩井(けんせい):肩に位置し、肩こりや筋肉の緊張を緩和します。
これらの経穴を組み合わせることで、全身のバランスを整え、筋肉の回復を助けます。