こんにちは!
甲南山手のゆうき整骨院です。
本日も当院での施術紹介です(^^)
本日は【肘内障】(小児の肘関節亜脱臼)です。
まずは肘内障についての説明から。
肘内障とは肘関節の【亜脱臼】のことで、肘の骨の骨頭部分にある輪状靱帯(りんじょうじんたい)がズレることによって起こります。
1歳~6歳くらいまでの子供に起こり、男女比ではやや女児に多い傾向にあります。
発症状況は多種多様(親が子供の手を強く引く、寝返り、遊んでいる際等)ではありますが、肘内障になると、痛みを伴う為、泣き出す子供が多いです。
腕を動かすと痛みがある為、肘をやや曲げた状態で腕をおなかの近くに置き、動かさなくなるのが特徴です。
腕を下げていれば痛みが治まり、泣き止むますが、治ったわけではありません。
脱臼しやすい子供は脱臼を繰り返すこともあり、自然に整復されることもあるのですがしっかりと治ったことの確認も含め、整復処置が必要です。
成長と共に発症しにくくなって行くのでお子様が6歳頃まではご注意を!
【患者様】
5歳 女児
【症状・通院動機・希望施術】
肘内障(小児の肘関節亜脱臼)
【処置】
徒手整復(回内法を使用)
【施術後経過】
来院時が2回目の肘内障ということで少し癖になっている可能性あり。
腕を親に引っ張られらりすることで発症することが多いですが今回は発生原因が不明であり、ご両親が気付いた時には脱臼していた状態でした。
肘の使い方等で脱臼しやすい子もいますので心配しすぎることもありません。
来院時、腕を動かすことができず、腕を把持するだけで痛みを訴えていたものの、整復ののち腕を動かしてもらったところ挙上させることができた。
整復直後、本人も痛みの消失を実感していた。
脱臼後は痛みを伴い、周辺の筋肉等に過緊張が起こる為、出来るだけ早期に整復を行う必要があるのでご連絡・ご来院頂ければ、即対応させて頂きます。
*施術効果には個人差がありますので皆様が同じような改善経過を辿ると確定したものではありませんのでご理解下さい。あくまでも施術実績の一例です。
