今回は骨盤の歪む原因や骨盤の歪み防止策についてお伝えします。
骨盤が歪む原因には大きく分けて以下の2つがあります。
・ 日常生活の癖・妊娠、出産の影響
日常生活の癖
骨盤が歪む原因はさまざまですが、日常生活の癖で起こることがほとんどです。
・カバンを持つときはいつも同じ方の手
・足を組む癖がある
・左右どちらかに重心をかけて立つ癖がある
・ハイヒールを履くことが多い
・うつ伏せで寝ることが多い
その他の原因としては、加齢による筋力低下などがあります。
また、ケガをした部分をかばい続けていると、全身のバランスが崩れて骨盤が歪むこともあります。
妊娠、出産の影響
妊娠や出産も骨盤の歪みの原因です。女性は妊娠すると、産道を確保するためにリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤の筋肉が緩みます。結果、筋肉が骨盤を支えられなくなり、骨盤に歪みが生じてしまいます
・対策
・筋トレ
まずはスクワットや腹筋などの筋トレです。骨盤の歪みは筋力の低下によって引き起こされます。骨盤を矯正したいのであれば、骨盤を支える筋肉を鍛えることが重要です。
スクワットは下半身の筋肉を総合的に鍛えられます。特に股関節の可動域を意識し、可能な限り大きな動作で行うのが有効です。
また、腹筋によって下腹部の筋肉を鍛えることも、骨盤の矯正に繋がります。腹筋運動の中でも特に腹筋の下部を集中して鍛えられるトレーニングを行うことで、効率的に骨盤の歪みを改善できます。
・寝方
骨盤の歪みと寝方には、深い関係性があります。
寝方によっては骨盤を歪めてしまうので、この機会にご自身の寝方を見直してみましょう。
骨盤の歪みを防ぐ寝方は「仰向け」です。関接に負担が少なく、姿勢が悪くなるのを防げます。
また、睡眠時の姿勢をキープして寝返りを打ちやすくするために、布団や枕は硬めのものがおすすめです。
うつ伏せや横向きは腰や首周りがねじれた状態になるため、骨盤が歪む原因になるので、うつ伏せや横向きで寝る癖がある方は、仰向けで寝ることを意識してみてください。
骨盤の歪みは、日常生活の癖で起こることがほとんどです。
毎日の生活の中で何気なくやってしまうことが原因です。日常生活の癖の見直しや定期的なストレッチをおこなって、骨盤の歪みを改善しましょう。
なかなか症状が改善しない場合は、らくじーにお気軽にご相談ください。
