こう尋ねられたとき、私たちはなんと答えるでしょうか。
名前でしょうか。年齢でしょうか。出身地でしょうか。学歴でしょうか。持っている資格でしょうか。
家族構成でしょうか。性格でしょうか。自分の所属している会社、組織でしょうか。自分がしている仕事でしょうか。
自分が所有している財産でしょうか。
どれも正解ですね。
私の場合、「私は役者です」と答えます。
正確にいうと「役者を演じて生きています」と答えます。
この世に生まれてきた時から、状況状況に応じて様々な役者を演じて来ています。
父親であったり、友であったり、営業マンであったり、お客であったり、ヒーラーであったりその時その時に応じていろいろな役回りを
演じて来ています。
私達人間はこの世に肉体を授かり、
「考えることのできる能力」「感じることのできる能力」「創り出すことのできる能力」
を授かって、人間という役者を演じてあっという間に短い生涯を駆け抜けます。
もし余命が短いとなった時、自分を振り返った時、この質問を投げかけられることとなるのでしょう。
その質問 Who are you ? に対する答えが、自らの生き様なのかなと思ったりします。
皆さまはいかがでしょうか。
私自身、日常生活を送るのに精一杯というのが正直なところです。
ただ時として自分というものを立ち止まって見てみるということをしてみてもいいかもしれませんね。
外から見た自分、社会から見た自分、内から見た自分。
ベースには私たちを突き動かす目に見えないmotivation ＝動機、生命のエネルギーが存在することがわかります。
本能、欲望と言ったらいいでしょうか。
そしてそれが様々な事象、出来事を通して感情を生み出します。
最終的には寿命を全うする時には、肉体の死を受け入れないとならない時を、誰しもが迎える訳ですが
その時に「あ〜、自分の人生はよかったなあ」と感じてその日を
迎えられたらいいですね。
その感覚を、寿命を全うする時ではなく、日々生きている時に体感して生きていきたいものですね。
いつかその時にではなく、今この瞬間に。
その時になって考えるのではなく、普段からきちんと準備をしておきたいものです。
それをきっと悟りの境地というのでしょう。
Billy Angel
気功整体 宙〜SORA〜
