ラーメン居酒屋助六

とにかくスープが秀逸ならー麺たち

魚介豚骨はすでに巷にありふれた味ですが、ここ「助六」は所謂「またおま系」ではありません。節系の味が前面に出て、スープをひと口飲んで「あ…美味い」と思いました。中太縮れ麺のコシも良く、スープと麺のバランスも抜群です。

ネギラーメンのネギは期待通りの辛めの味付けで、シャキッとした歯触りが美味しかったです。常連さんたちも皆さんもやしを追加している様子。たしかに美味しいので、味玉ともやしを追加するのは基本かもしれません。

助六麺はスープが辛いわけではなく、有名な台湾ラーメンのように、辛い味付けの肉味噌が乗っています。しかし少量なので、すべて溶いても大した辛さにはなりません。たまには良いと思いますが、スープの味を楽しむのが一番な気がします。

担々麺風というシンラー麺。辛ラー麺ってことなのかな？辛さはそこそこですが、ベースのスープの味が良いので、どのようにアレンジしても美味しいです。麺は他のラーメンと同じです。

つけ麺のつけ汁は味が濃いですが、粘度はなく緩め。ラーメン系の魚出汁の感じが薄く感じてどうも物足りない気がしました。つけ麺らしく酸味もありますが、特別感は感じませんでした。つけ汁と麺の絡みもいまひとつに思えます。

多くの方が大好きですが、個人的には重要ではないチャーシュー。肉厚で歯応えはあるが、硬くはなく、かなり美味しいです。お肉が好きな方は増しも良いと思います。炊き込みご飯もチャーシューご飯。とてもパラパラなご飯で、濃いめの味ですが肉の味も染みて満足感があります。スープに浸して食べても美味しいです。これだけ濃い味でもスープに浸して美味しく感じるのは凄いです。

ごちそうさまでした。

以上、ラーメン居酒屋助六のレビューでした。また訪れたいと思います！