ヘアーサロン沓名

場所は安城市の理容室・散髪屋・美容院などがひしめく激戦区の商店街のど真ん中にお店が有ります。
私が九州から状況して来た頃は、このお店に良く行ってました。
その頃、住んでた所は東刈谷駅の近くの会社の寮性でした。
住んでた所の周辺にも散髪屋さんはいくつか有りましたが、私の髪の量が多いのと、硬いのが原因で、色々なお店を回りましたが上手く私好みの髪形に仕上げてくれるお店が見つかりませんでした。
時間を掛けて何度も何度も一生懸命やってくれてるのですが、はさみが食いつき、思うように切れないし、まとまらないようでした。
諦めムードで、毎月毎月お店を転々と変えていたら、沓名さんに出会いました。
その当時、店長さんと奥さんも若かったし、従業員さんも、若い女の子を何人か住み込みで教えながら厳しく指導するぐらいの腕前と勢いが有りました。
実際に仕上げてもらうと、普通に髪の毛をはさみでサクサク切ってるだけで、他店の様にバリカンでザクザクみたいな荒業を一切しませんでしたね。
腕が有るから、ハサミで簡単そうにチョキチョキでアット言う間でした。
店長はカット、若い子は髭剃りと洗髪で、従業員の仕事の分担はきっちり決まっていて、皆さんテキパキテキパキやってくれるので、気持ち良くて安心して居眠りする事もしばしば（笑）
お客さんが髪形を指定したら何も言わずにサクサク切ってくれるのは嬉しかったです。
自分の腕が無いのを言い訳に『角刈りが似合ってますよ・・・』とか楽な方に仕向けることはしないのが素晴らしかった！！
道具を大切にするマスターで、カミソリが切れなくて痛いとかありませんし、若い子にも研ぎ方の指導をきっちりしてるみたいです。
洗髪して、髪の毛を整えて終了した時もマスターが来て、髪の毛1本でも飛び出てたら、ハサミチョキチョキして整えるぐらいの拘りようです。
やったら終わりじゃなくて、自分が納得いかないと終わりじゃないのがマスターの凄さです。
私は、結婚して住む場所も変わったし、歳をとって髪質も変わり『ベテランじゃないと散髪できない・・・』と言う事が無く成ったので近所の散髪屋で最近は散髪してます。
最近安城市に用事が有って、たまたま沓名さんの前を通り掛かったら懐かしくてお店の前についつい立ち止まってしまいました。
現役で奥さんとマスターはハサミチョキチョキしてました。
いつまでも元気に『凄腕の職人技』を見せてください。

投稿者

Ｋ＆Ｋ

投稿日

2016/10/30

お店の入り口

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