すし処木村

心斎橋にある「すし処木村」さんに再訪しました。店内は暖かな光に包まれ、L字型のカウンターには和やかな雰囲気が流れています。座敷もあり、小上がりの空間はまるで秘密基地のような落ち着きを醸し出しています。

初めにいただいたのは、「ごっこ」の冷や煮物。北海道の深海魚であるこの「ごっこ」は、軟骨までもがじゅわっと溶ける美味しさで、コラーゲンがたっぷりと感じられました。店主のユーモアあふれる会話も楽しく、お店の雰囲気をより一層和ませてくれます。

お酒は日本酒をチョイス。山田錦をお供に、きんめのお造りを堪能しました。肉厚でふっくらとした食感があり、日本酒がすすむことこの上なし。握りは、コウイカ、鯖と続き、口の中で溶ける旨味にうっとり。玉子のアテも甘くて美味しいです。

店内は常連さんで賑わっており、心地よい賑わいの中での食事は、なんとも言えない幸福感をもたらしてくれます。お寿司だけでなく、お酒のアテも充実しており、美味しい日本酒との組み合わせには特に心が躍ります。

「すし処木村」さんは、東心斎橋周防町にある、落ち着いた雰囲気のお寿司屋さんです。小さくて温かな灯りが心を和ませる、こじんまりとした可愛らしいお店で、居心地の良さが魅力です。また足を運びたくなる、そんな素敵なお店でした。ごちそうさまでした。