◇肩こりの原因は「無意識の力み」!?
肩こりと聞くと、長時間のデスクワークや運動不足を思い浮かべる方が多いと思います。
でも実は、日常のちょっとした動作の中で「無意識に肩に力を入れていること」が大きな原因になることもあるんです。
しかも自分では気づきにくいので、「なぜか肩が重い」「こわばっている」なんて状態になりやすいのです。
◇こんなときに肩に力が入っています
日常生活の中で、無駄に肩の力が入ってしまう例を挙げてみます。
・パソコン作業中
集中して画面を見ていると、肩がすくんだ状態になりがちです。
長時間同じ姿勢で、気づかないうちに肩がガチガチに。
・料理中の包丁作業
包丁を握る手に力を入れすぎると、肩まで一緒にこわばります。細かい作業をしているときほど要注意です。
・歯磨きのとき
歯をしっかり磨こうとして腕に力が入り、それが肩に伝わって緊張することも。
◇解消法はシンプル!「息を吐いて肩をおろす」
肩の力みに気づいたら、その場ですぐできる解消法があります。
(1)ゆっくり口から息を吐きながら「ふ~ぅ~」と声に出す
(2) 同時に肩をストンと下ろす
(3)数秒リラックスして体の変化を感じる
これだけで肩まわりがスッと軽くなり、気分もリセットされます。
さらに「肩すくめ運動」もおすすめ。
肩を耳に近づけるように上げて数秒キープし、一気に力を抜く。
この動きを数回繰り返すと、血流がよくなり温かさを感じられます。
◇肩こりになりにくい生活の工夫
・パソコン作業では、椅子と机の高さを調整して、肘が90度になる姿勢を心がけましょう。
・料理中は、まな板の高さが低いと前かがみになり肩に負担がかかります。
台を置いて調整すると楽です。
・歯磨きでは、毛先に仕事をさせるイメージで、肩に力を込めないようにしましょう。
◇習慣化が大切です
大事なのは「気づくこと」と「続けること」です。
肩に力が入っていると感じたら、その都度リセットする。
最初は難しくても、続ければ自然と力みに早く気づけるようになります。
肩こりは特別な運動をしなくても、日常の小さな工夫でずいぶん変わります。
今日から「肩の力を抜く」ことを意識してみてください。
心も体も軽くなりますよ。
#肩こり #首こり #自律神経 #足のむくみ #猫背 #肩甲骨 #ストレートネック
