みなさんは「足の中足骨(ちゅうそくこつ)」って聞いたことありますか?
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、実は私たちの足元をしっかり支える大切な骨なんです。
今回はその中足骨について、そしてその間にある筋肉の大切さとほぐし方をご紹介します。
◇中足骨ってどこにあるの?
中足骨は足の甲の部分にある5本の骨です。
ちょうど足の指の付け根から足首の間あたりに位置していて、手で言うと手のひらのような場所にあたります。
この中足骨がしっかり機能していると、足のアーチが保たれ、歩いたり走ったりするときの衝撃を吸収してくれます。
逆に中足骨の働きが弱まると、足のアーチが崩れやすくなり、偏平足や外反母趾、さらには膝や腰への負担にまでつながってしまうんです。
◇中足骨の間の筋肉、柔らかいですか?
中足骨の間には**骨間筋(こっかんきん)**という小さな筋肉があり、
この筋肉が固まってしまうと、アーチが崩れたり血流が悪くなったりしてしまいます。
足の疲れやすさや冷え、むくみを感じている方は、もしかしたらこの筋肉がガチガチなのかもしれません。
◇中足骨の間の筋肉をほぐす方法
それでは、簡単にできる中足骨の間の筋肉のほぐし方をご紹介します!
① 指の間をぐいっと押す
足の指の骨と骨の間に指をぐっと差し込みます。
手の親指や人差し指を使って、根元から指先に向かってじわじわと押していきましょう。
少し痛気持ちいいくらいがちょうどいいです。
② 指と指の間を開くようにマッサージ
手の指で、足の指と指の間を横に広げるようにマッサージします。
普段動かさない場所なので、優しくじんわり伸ばしてあげましょう。
③ 足指じゃんけん
グー・チョキ・パーを足の指で作ってみましょう。
足指の筋肉が動き、中足骨の間の筋肉も自然にほぐれてきます。
最初は難しいかもしれませんが、続けることでしっかり動くようになりますよ。
足元をほぐして全身スッキリ
中足骨まわりの筋肉をほぐしてあげると、足元が軽くなるだけでなく、体全体のバランスも整いやすくなります。
また、血流も良くなるので冷えやむくみの対策にもぴったり。女性にとっては嬉しいことばかりですね。
忙しい毎日の中でも、ちょっとしたスキマ時間に取り入れられるケアなので、ぜひ習慣にしてみてください。
足元から整えることで、もっと軽やかな毎日を過ごせるはずです
