「自律神経が乱れている」と言われたことはあっても、
では実際に“何が起きている状態なのか”は、あまり語られないことが多いように感じます。
自律神経とは、呼吸・血流・内臓の働きなどを、
自分の意志とは無関係に自律して調整してくれている神経です。
交感神経と副交感神経の2つがあり、それぞれが役割を持っています。
交感神経はいわば「闘う・動くモード」、
副交感神経は「休む・回復するモード」。
慢性的な痛みや不調を抱えている方は、
結果として交感神経が優位な状態が続いているケースが多く見られます。
ただし、交感神経そのものが悪いわけではありません。
大切なのは、
必要な時に必要な方が優位になり、過剰に偏りすぎないこと。
この切り替えとバランスこそが、自律神経の本質だと考えています。
自律神経を整えるためのテクニックは、世の中に数多く存在します。
しかしHodoku整体では、
テクニックで自律神経を操作することを主な目的にはしていません。
私が重視しているのは、
そもそも何が自律神経を乱しているのかを見立てることです。
姿勢の崩れなのか、
関節の機能的な問題なのか、
内臓の過緊張や興奮なのか、
あるいは脳や頭蓋周囲の環境なのか。
そうした要素を総合的に推測し、
内圧のバランス、循環の滞り、組織同士の滑走、
呼吸や緊張の偏りを丁寧に整えていく。
その結果として、
身体が本来のリズムを取り戻し、
自律神経も自然と整っていく――
それが、Hodoku整体における私の考え方です。