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開塾以来、早25年になります。この間、地域の子どもたちの学力保障・進路保障に精一杯取り組んできました。また、行事的な活動を通して、子どもたちの友だち関係づくりなどにも取り組んできました。
25年の活動の中で、さまざまな生徒たちに出会いました。中でも私を強く引き付けてきたのは、学習上特別な困難を持った子どもたちでした。彼らは、LD(学習障害)と呼ばれる子どもたちです。
最近では、LDの子どもたちとともに、ADHD(注意欠陥多動障害)・高機能自閉症の子どもたちもマスコミの注意を引くところとなっています。
2002年に文部科学省が実施した「全国実態調査」によれば、LD・ADHD・高機能自閉症などをもつ子どもたちは、6.3%の割合で通常の学級に在籍しているといいます。クラスあたりに換算してみれば、1クラスに少なくとも2人は、特別な教育的ニーズを持った子どもたちがいることになります。つまり、日本の通常の学級は、一般的にはどこの学級も、特別な教育的支援を必要としている数名の子どもたちを抱え込んでいるということです。その対応は、現在のところ、個々の担任の先生や授業担当の先生の奮闘に委ねられているのが現実です。
2005年12月に、中央教育審議会から『特別支援教育を推進するための制度の在り方について』という答申が出され、それまでの「特殊教育」が、「特別支援教育」に改編されました。
この「特別支援教育」が通常学級に在籍する、LD・ADHD・高機能自閉症などの軽度の発達障害を持った子どもたちにとって、本当に意味ある名実ともに支援となるよう、実態に即して具体的な要望を出していく必要があります。
LD・ADHD・高機能自閉症=勉強ができないという方程式は、教育の限界を表しているだけで、彼らの能力的限界をあらわしているわけでは決してないと思います。実際彼らと接してみれば、優れた面も持っていることに気づかされます。へレンケラーがサリバン女史の指導で、能力を引き出されたように、彼らに適した教育が保障されるならば、すばらしい能力を花開かせる子どもたちが増えることでしょう。ヘレンケラーを「奇跡の人(奇跡をつくり出す人)」と呼びますが、それは教育の側からみるならば、ヘレンの能力を引き出したサリバンこそ「奇跡の人(奇跡をつくり出す人)」と言えるでしょう。
私の教育的関心に連動して、塾でもこうした子どもたちの比率が高まってきました。遠方から通ってきてくれる子どもたちも増えてきました。今後も保護者の方々とともに、子どもたちの明るい未来を切り開いていくために、微力ながらがんばっていきたいと思います。ご支援・ご協力をお願い申し上げます。
2013年5月1日
真学ゼミ 代表 江原 好博
「何という障害か」より「何が得意で何が苦手か」
真学ゼミは発達障害をもつ子や、勉強・友だち付きあいが苦手なお子さんのための学習塾です。小学生から社会人の方まで、幅広い年齢の生徒さんに通っていただいています。
LD、ADHD、自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)などの診断を受けている子もいれば、とくに診断を受けていない子もいます。
真学ゼミでは、その子が「何という障害か」より、「何が得意で何が苦手か」を保護者の方や生徒さんと一緒に考えながら、個別指導計画を作成し、一人ひとりにあわせた学習を進めていきます。
真学ゼミはこんな塾です
1 基礎・基本を重視した学習に取り組みます。
付け焼刃の学力ではなく、基礎・基本を重視して確かなしっかりとした学力を育てます。
2 ひとりひとりの学びを大切にします。
学校の進みぐあいに合わせて予習・復習をやる、自分のペースでじっくり学習する、
分からなくなったところから勉強をやり直す、等々
勉強のやり方は十人十色・百人百色のはずです。
真学ゼミはひとりひとりの学び方や学ぶテンポを大切にします。
3 自分から進んで学ぶ力を育てます。
子どもは自発的に学ぶことを通して学ぶ喜びを実感し、学習に集中することができます。
自主的・主体的な学習能力は、進路を切り開いていく原動力でもあります。
真学ゼミは、生徒の意欲を励ましつつ、学習の仕方をていねいに指導します。
4 完全個別(マンツーマン)の指導をおこないます。
通常は、マンツーマンの指導を行いますが、夏休み・冬休み・春休みには、
可能な場合は、集団指導も行います。
「わかる」楽しさ「できる」喜び
1 学年・年齢にかかわらず、ひとりひとりの学習のつまづきに合わせて学習します。
ひとりひとりの学習のつまづきを診断し、適切な教材を用意します。
2 希望や特性に合わせた学習を行います。
国語・算数(数学)・英語を中心にしつつも、ひとりひとりの個性や特性に合わせた学習を行います。
3 「わかる」楽しさ「できる」喜びを大切にします。
苦手な領域を補いながら、得意な領域を生かして学習を進めます。