たちばな

般若寺訪問時、受付で目にした「第9回からあげグランプリ金賞受賞」のチラシに惹かれ、ランチで訪れた古民家食堂での体験は、まさに舌鼓を打つものでした。店までは車でわずか5分、細い路地を抜けた先には、落ち着いた雰囲気の中に収容可能な駐車場が待っています。

店内は古民家を利用した趣のある空間で、全席に椅子が用意されており、和室での食事が苦手な人にも安心の設計です。

メニュー選びでは、手延べ蕎麦定食も魅力的でしたが、ここはやはり、唐揚げグランプリを受賞した店とあって、名物のとり天を選択。1400円のセットには、ぷちデザートとドリンクが含まれており、充実した内容です。

サラダにはポン酢がかかっており、それをかき混ぜながらの指示に従いつつ、とり天には塩、ポン酢、そしてタルタルソースが添えられています。特にタルタルソースには、奈良漬が入っているとのことでしたが、奈良漬の独特な風味は感じられず、代わりにピリッとした辛さが際立っており、とり天の美味しさを一層引き立てていました。金賞受賞のとり天は、柔らかくてジューシーで、その味わいに納得の一言。

また、お料理を運んでくれたスタッフの親切な対応も印象的で、近くの観光スポットについても丁寧に教えてくれました。この古民家食堂は、美味しい食事だけでなく、心温まるサービスも楽しめる、訪れる価値のある場所です。