皆さん、正しい歩き方はご存知でしょうか?正しく歩くなんて普段は意識していないと思います。
しかし、正しい歩き方を実践することにより、全身の筋肉をバランス良く使って身体のゆがみをととのえ、気になる腰痛、肩こり、膝痛の改善や、脚痩せにも効果あり! 歩く際に、ほんの少し身体の使い方を意識するだけで良いこと尽くしです。今回は、正しく綺麗な歩き方を基礎からご紹介します。
・まずは姿勢をととのえる
正しい歩き方は、正しい姿勢から!理想的な姿勢は、背骨の真上に頭がある状態です。
肩の力を抜いて上半身を開き、目線は少し上に向けて、あごを引きます。ポイントは、お尻の筋肉に力を入れて肛門をキュッと引き締めることと、上半身を引き上げるように意識すること。また、足の親指、小指、かかとの3点でしっかり地面を踏みしめ、かかとに重心を置くようにすると、前のめりになってしまうのを防ぐことができます。
・重心は後ろに
前に重心をかけるとおのずと前のめりになり、前傾姿勢になってしまいます。
後ろ重心を意識することで、自然と胸を張り、目線を高く保ちながら歩くことができます。
・歩幅はやや広め
堂々としっかり歩くことを心がけましょう。股関節から足を大きく動かすことでエネルギー消費量もアップし、ダイエットにも繋がります。
・着地は足裏の重心を移動させながら
足を着地させるときは、かかと→足裏の中央→つま先の順番で足裏の重心を移動させます。
ただし、かかとから強く着地するとかかとに負担をかけてしまうので、上記の順番を意識しつつも、足裏全体でフラットに着地するイメージで歩きましょう。着地前と足をけり出すときには、膝をなるべく伸ばし、重心をスムーズに移動させながら進むのがポイントです。
・手は後ろ側に振る
ウォーキングのように大きく腕を振る必要はありませんが、全く動かさないのも歩きづらいです。腕はまっすぐ伸ばし、前よりも後ろ側を大きく振って戻すようにしましょう。
・目線を上げてリズミカルに
目線が下がっていると、どうしても猫背気味になってしまいます。目線を上げて、まっすぐ前を見て歩くことを心がけましょう。
最初からすべてに意識を配るのは難しいと思うので、まずは基礎的なことから取り入れ、少しずつ完璧な歩き姿に近付けるよう頑張りましょう!
