四十肩、五十肩とは、肩関節に痛みが出たり、動かしにくくなったりする病気です。特徴は、肩を上げたり水平に保つのが難しくなります。洗濯物が干しずらくなった、肩より上の物が取りずらくなった、背中のファスナーが上げれないなどの症状が出ます。
原因
老化などにより、関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることが主な原因と考えられてますが、実際のところ原因ははっきりしていません。
よく肩こりと混合されてしまいがちですが、簡単に説明すると肩こりは「筋肉疲労」、四十肩や五十肩は「炎症」の状態です。肩こりは筋肉の緊張からくる、血液循環の悪化が原因。習慣化した姿勢の悪さや、運動不足、ストレスにより筋肉疲労がおこり、張りや痛みを引き起こします。
チェック法
1 肩や首の辺りに不快感や違和感がある
2 肩を動かすと痛む
3 肩の周辺を押すと痛む
4 肩の痛みが首や腕まで広がっている
5 夜から朝方にかけて、肩の痛みが強くなる
6 片方の肩だけに痛みや不快感がある
7 腕を頭の上に上げにくい
8 腕を背中に回しにくい
3.4個当てはまる方は四十肩、五十肩かも??
施術法
・運動療法
四十肩、五十肩の施術法としては、「運動療法」をメインにしたリハビリを行います。ストレッチや振り子運動は肩関節の緊張をほぐし、痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします
・温熱療法
患部の血行を促進させることで、痛みの緩和が期待できます。
・寒冷療法
四十肩、五十肩で痛みが激しく、熱を持っているような場合には、炎症を抑える「寒冷療法」を行います。ただ、長い時間冷やし続けてしまうと筋肉が硬くなるので、痛みが軽くなったら温湿布に切り替え血行を促進させます。
何をやったわけでもないのに肩の調子が悪くなるのが四十肩、五十肩です。チェック法で多くあてはまるのであれば、当店併設のらくじー整骨院へお越しください。
