ふくよししょくどう
洋食
弁天町駅から徒歩8分(620m)
毎日の通勤路でずっと気になっていた、年季の入った外観が特徴の地元の食堂。店内は昔ながらの雰囲気が溢れ、限られた席数が心地よい密接感を醸し出しています。ここでは、お客さん自身で欲しいものを注文するシステムで、小鉢や冷蔵室に入ったお惣菜などは見当たりません。 この食堂を切り盛りする年配のお母さんは、一人で大変そうにしながらも、温かい接客をしてくれます。私が注文したカツ丼は600円(税込)で、特有の下味がしっかり効いたトンカツが印象的でした。家庭的で少しゆるい味付けが、食堂らしい魅力を感じさせます。ご飯は大盛りで、心地よい満足感を提供してくれます。 さらに、黄色いたくあんとは別にサービスでいただいたピリ辛の胡瓜の漬物が素晴らしく、辛さがありながらもすぐに引く絶妙な味わいでした。この日は他に客がいなかったため、お母さんとの会話も楽しみの一つとなりました。トンカツの下ごしらえや胡瓜の漬物のこだわりなど、料理の裏側に触れることができ、より一層の愛着がわきました。 お店を出る際のお母さんの温かい声掛けは、昔ながらの食堂の人情味を感じさせてくれました。こうした経験は、日常の小さな幸せとして心に残ります。また訪れたい、そんな気持ちにさせてくれる食堂でした。ごちそうさまでした。
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