小さなお子さんを育てているお母さんは、毎日が忙しく、自分のことを後回しにしてしまうことが多いですよね。抱っこやおむつ替え、授乳、家事などで気づけば体が固まっていたり、気持ちに余裕がなくなっていたりすることもあると思います。
お母さんが抱えやすい体の負担
子育て中は、どうしても前かがみや中腰の姿勢が増えます。さらにお子さんの成長とともに体重も増えていくため、抱っこやおんぶは大きな負担になりやすいです。
また、夜の授乳や寝かしつけで睡眠が浅くなり、体も気持ちも疲れやすくなってしまいます。
ピラティスが役立つ理由
1. 姿勢を整えやすい
ピラティスは骨盤や背骨を正しい位置に導くことを大切にしています。普段の抱っこや授乳で崩れがちな姿勢をリセットし、立ち姿や座り姿が自然に整うことで、体の負担も軽くなります。
2. 体の内側を使う感覚が身につく
お腹や背中の深い部分を意識して動くので、体を支える力が高まります。これにより、お子さんを抱き上げる動作や日常の家事もラクに行えるようになります。
3. リフレッシュ効果がある
ピラティスでは呼吸に合わせて動くため、気持ちが落ち着きやすくなります。短時間でも「自分のための時間」を持つことで、育児の合間のリフレッシュになり、心にも余裕が生まれます。
4. 無理なく続けられる
ピラティスは激しい動きではなく、自分のペースで行えるのも魅力です。体力に自信がない方や運動が苦手な方でも始めやすく、続けやすい習慣になります。
自宅でできる簡単エクササイズ
• 深呼吸リセット
背筋を伸ばして座り、鼻から息を吸ってお腹を広げ、口からゆっくり吐き出します。数回繰り返すだけでも気持ちが落ち着きます。
• 骨盤のゆらし運動
仰向けで膝を立て、骨盤を前後に小さく動かします。腰まわりの緊張をやわらげる効果があります。
忙しい毎日の中で数分だけでも取り入れると、体が軽く感じられるはずです。
まとめ
小さいお子さんがいるお母さんは、自分の体のことを後回しにしがちです。しかし、体と心の土台を整えることで、育児も日常生活もぐっと楽になります。ピラティスは姿勢・呼吸・体の内側を同時に整えられるため、子育て中のお母さんにこそぴったりの習慣です。短時間からでも始めて、自分自身を大切にする時間をつくってみてはいかがでしょうか。