「なんだか体が重い」「すぐ疲れる」「気分が不安定になる」
そんな更年期特有の不調を感じている方は少なくありません。
体の変化が起こりやすい時期だからこそ、毎日の暮らしの中で無理なくできるケアがとても大切です。
そのひとつとしておすすめしたいのが ピラティス です。
◆ なぜピラティスがいいの?
更年期は、体のバランスが変わりやすい時期。
自律神経が乱れやすく、肩こりや腰まわりの重だるさ、気持ちの落ち込みを感じることもあります。
ピラティスは、ゆったりとした呼吸をしながら体の中心を意識して動くため、体のめぐりがよくなり、心も穏やかになりやすいのが特徴です。
◆ 習慣にしやすいポイント
1. ハードな動きはしない
体調に合わせて、無理のない範囲で行えます。マットがあればリビングでもOKです。
2. 呼吸を使ってリラックス
深く息を吸って吐くことで、気持ちが落ち着きやすくなります。
3. 体の感覚を大切にする
「今日はこれくらいが心地いい」と感じるペースで行うことが、長く続けるコツです。
◆ おすすめエクササイズ
① 骨盤ゆらぎ
・仰向けに寝て、膝を立てる。
・息を吐きながら骨盤を軽く後ろへ転がすように傾け、吸いながら戻す。
→ 腰まわりの緊張がやわらぎ、血のめぐりがスムーズに。
② 背骨ロールアップ
・仰向けに寝たまま、息を吐きながらお尻を持ち上げ、背骨を一つずつ動かす。
→ 背中やお腹まわりが温まり、姿勢改善にも。
③ 胸をひらくストレッチ
・座った姿勢で両手を後ろに組み、肩甲骨を寄せる。
→ 呼吸が深まりやすく、気分もすっきり。
◆ まとめ
更年期の不調を感じたら、がんばる運動ではなく、心地よく続けられるケアを選びましょう。
ピラティスなら、呼吸とともに体を動かすことで、体と心のめぐりが整いやすくなります。
「少し体が軽くなった」「気持ちが穏やかになった」そんな小さな変化が、毎日の元気につながりますよ。
ぜひ今日から、あなたのペースでピラティス習慣を取り入れてみてくださいね。
