季節の変わり目や気温の変動が激しい時期、「最近なんだか体調を崩しやすい」「風邪が長引く」そんなふうに感じたことはありませんか?
それは、もしかしたら免疫力の低下が関係しているかもしれません。免疫力とは、体がウイルスや菌などの外敵から自分を守る力のこと。毎日を元気に過ごすためには、この免疫力を整えておくことがとても大切です。
では、どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
食事や睡眠はもちろん大切ですが、実は“運動”も免疫を支える大きな柱のひとつ。
深い呼吸がもたらすリラックス効果
ピラティスでは「呼吸」がとても重要なポイントです。浅い呼吸になりがちな現代人にとって、胸を大きく開きながら行う深い呼吸は、自律神経のバランスを整える手助けになります。
特にストレスを感じていると、私たちの体は“戦闘モード”になり、免疫の働きが落ちやすくなります。ピラティスの呼吸で「リラックスモード」に切り替わることで、体が休まる時間が増え、免疫細胞が本来の力を発揮しやすくなるのです。
血流とリンパの流れを促す
ピラティスは、体の深い部分(いわゆるインナーマッスル)を意識的に動かす運動です。背骨を動かしたり、骨盤まわりを安定させたりすることで、全身の血行がよくなり、リンパの流れもスムーズになります。
継続しやすい運動習慣がカギ
ピラティスは、激しく動くことが少なく、体への負担が少ない運動です。そのため、年齢や体力に関係なく、無理なく続けられるという魅力があります。継続的な軽い運動は、体の代謝を高め、体温を保つ働きもあります。
心と体、両方からのアプローチ
免疫力を高めるためには、「体」だけでなく「心」の状態もとても重要です。忙しい毎日で緊張が続くと、心と体のバランスが崩れやすくなります。ピラティスはゆったりとした動きの中で自分の体に意識を向ける時間を持つことができ、気持ちも自然と落ち着いていきます。
おわりに
「最近、なんとなく不調が続く」「風邪をひきやすくなった」と感じている方は、まずは体と心のバランスを見直してみましょう。ピラティスは、がんばりすぎず、でもしっかりと自分の健康と向き合える時間をつくる手段になります。
免疫力を整えて、元気な毎日を過ごすために。今日からピラティスを生活の中に取り入れてみませんか?
