〜未来の自分のために、今できること〜
年齢を重ねるにつれて気になってくるのが「骨の強さ」。
特に女性は、40代以降になると骨密度が徐々に低下しやすくなり、骨折や姿勢の崩れにつながることもあります。
でも実は、骨の健康は今からでもしっかり守ることができます。
今回は、「骨密度を意識したピラティスの取り組み方」について、わかりやすくお伝えします。
■ 骨密度と運動の関係
骨は動かないように見えて、実は日々作り替えられている「生きた組織」です。
特に**筋肉を使った刺激(適度な負荷)**や、骨に圧がかかるような運動が、骨密度の維持や向上にとても大切です。
ピラティスは、筋肉をバランスよく使いながら、自分の体重を活かして動くエクササイズなので、骨にやさしく適度な刺激を与える運動としてぴったりです。
■ 骨を強くするピラティスのポイント
1. 負荷をかけすぎず、安定した動きで
ピラティスはマシンを使わなくても、自分の体重だけで十分に骨へ刺激を与えることができます。
たとえば、足裏でしっかり床を押す動きや、背骨をひとつずつ動かすエクササイズは、骨の支えとなる筋肉を活性化させ、骨密度にも良い影響を与えます。
2. 姿勢を整えて、骨の負担を減らす
猫背や反り腰のまま生活していると、骨にかかる負担が一部に集中しやすくなります。
ピラティスでは「体幹を使ってバランスよく支える」意識を高めることで、骨全体に均等な刺激が加わり、骨密度の低下を防ぎやすくなります。
3. 呼吸と連動させて動く
深い呼吸は、肋骨まわりや背骨への内側からの刺激にもつながります。
ピラティス特有の「胸式呼吸」で動くことで、骨の周りの筋肉も自然と活性化し、骨にとってよい環境を作ります。
■ 無理なく継続できるのがカギ
骨密度は、一度に高めるものではなく、日々の積み重ねが大切です。
ピラティスは激しい運動ではないため、体力に自信がない方でも始めやすく、無理なく続けられるのが最大の魅力。
■ まとめ
骨の健康は、気づいたときがはじめどき。
ピラティスは、姿勢を整え、筋肉と骨にバランスよく刺激を与えながら、骨密度を意識した体づくりができる理想的なエクササイズです。
未来の自分が元気に動けるように、今から骨を意識したピラティス習慣を始めてみませんか?
