気がつくと肩が前に出ていたり、背中が丸まっていたり…そんな姿勢に心当たりはありませんか?スマホやパソコンを使う時間が長くなる現代では、知らず知らずのうちに姿勢が崩れやすくなっています。
姿勢が悪いと、見た目だけでなく、疲れやすさや体のこりにもつながることがあります。
そこで今回は、毎日続けやすい「姿勢リセット」の簡単なルーティンをご紹介します。1日3分でもOK。習慣にすることで、体が少しずつ軽くなっていくのを感じられるはずです。
① 朝:壁を使って姿勢チェック&リセット(1分)
朝起きたら、まず壁に背をつけて立ってみましょう。かかと、お尻、背中、そして後頭部が軽く壁に当たるように立ちます。このときに壁から頭が離れていたり、腰に手がすっぽり入ったりする場合は、すでに姿勢が崩れているサインかもしれません。
ポイントは、胸を張るよりも「お腹を少し引き締める」意識を持つこと。
② 日中:肩甲骨まわりを動かしてリフレッシュ(1分)
座りっぱなしの仕事や家事の合間に、肩まわりをほぐす動きを取り入れましょう。おすすめは「肩甲骨のくるくる回し」です。
やり方は簡単。両肩を上にすくめるようにしてから、後ろに大きく回します。これを10回ほど繰り返すだけで、背中の筋肉がゆるみ、自然と胸が開いて呼吸もしやすくなります。
③ 夜:寝る前の背中ストレッチ(1分)
一日の終わりには、背中や腰まわりの疲れをリセットしましょう。床に仰向けになって、両ひざを立て、左右にゆっくり倒します。これだけでも背骨まわりがゆるみ、寝つきがよくなったという方も多いです。
さらに余裕があれば、両手をバンザイするように上げて、深呼吸を3回。胸が広がり、呼吸が深まると、気持ちも落ち着いてきます。
姿勢は、一日で大きく変わるものではありません。でも、毎日少しずつ体にやさしい習慣を積み重ねることで、自然と正しい姿勢に近づいていきます。
まずは今日から、朝・昼・夜の3分ルーティンで、姿勢をリセットしてみましょう。
