アオヤマシブヤメディカルクリニック
心療内科
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うつ
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うつ病的な症状としては、憂鬱(ゆううつ)気分はもちろんですが、以下の諸症状が目安になります。不眠(それも早朝覚醒)、食欲の低下、意欲の低下、精神活動がのろくなったような感じ、疲れやすさ、楽しめなさ、朝方のみ調子が悪い日内変動などです。 また、頭重感をはじめ腰痛など、しつこい身体症状が実はうつ病の症状であったということもまれならずあります。これは仮面うつ病と言われます。身体症状の仮面をかぶったうつ病と言う意味です。 気が晴れず、しつこい身体症状が続いている場合は、専門家に相談されることが必要です。 「うつ病」は、心理的な要因でもなりますし、過度の疲労からもなりえますし、生理的な問題からも生じますので、本当の診断・治療は、実は難しいところがあります。 治療初期は薬物療法と心理的な休息が大切ですが、ある程度改善したら何らかの精神療法や再発予防のための相談が必要となります。良く成りきれない、何度も繰り返す方は特にそうです。 当院のカウンセラーには、認知行動療法の専門家もいます。うつ病とのうまい付き合いかたの指導や、日常生活のリズムを整えるためのディケアも行っています。担当医に、ご相談ください。 もう1つ大事なことは、治りにくい「うつ」は、双極性障害やその他の病気である場合が多いことです。詳しい問診が必要です。当クリニックでは、近赤外線分光法(光トポグラフィー)による検査も導入し、診断の参考にしています。診断が異なれば治療薬も変わり、経過に重大な影響が出るのは当然です。
(1)眠れなくなるもの:最もよくある不眠症は、その背景に抑うつ状態や不安があります。典型的なうつ病では、寝つきが悪くなる(入眠困難)だけでなく眠りが浅く途中で目が覚めてしまう(中途覚醒)、眠り足りないのに朝早くから目が覚めてしまう(早朝覚醒)、などの症状を伴うことが多いです。日中の生活で不安なこと、いらいらすることがあると入眠困難を示すことが多くなります。一般にこのような背景疾患がある場合はそちらの方の治療を行っていけば不眠の問題は解消します。 (2)眠りすぎるもの:何もないのに日中に急に強い眠気におそわれ、職場であろうと授業中であろうと寝てしまうナルコレプシーという病気があります。またある種のうつ病では、不眠になるのではなく眠りすぎになることがあります。また実は睡眠時無呼吸症候群など夜間に十分な睡眠がとれていないために日中に眠気を生じてしまうこともあります。 (3)睡眠のリズムが狂ってしまうもの:人の身体はだいたい24時間周期のリズムがありますが、これを微調整するために外界の明るさ(日照時間)を感じ取って体内時計を修正するシステムが中枢神経系にはあります。文明の発達に伴い昼夜を分かたず明るい部屋で仕事をしていたり、いつもモニターの画面を眺めて仕事をしていたりすることが、リズムを狂わせがちにさせているかもしれません。リズムが24時間に合わないと、次第に朝起きる時間が遅くなり、そのうち昼夜逆転してしまうこともあります。最も多いものは不眠と日中の眠気ですが、この原因にも様々なものがあり、それによって治療的アプローチも異なってきます。まずは適切な診察を受けることから始めましょう
パニック発作には、しばしば「どうき」、呼吸苦、しびれ感、めまいなどの身体の症状も伴い、本当に死んでしまうかのような体験になります。さらに、パニック発作がまた起こるのではないだろうか、といつも不安になってしまう(予期不安)ことも多く、実際この病気の3割から5割の人は外出先でパニック発作を起こすのが不安なあまりに一人で長時間外出するのが困難になってしまいます(広場恐怖)。一人では全く外出が出来ないというほどではなくても、なかなか停車しない急行電車には乗れないと感じる患者さんは少なくありません。狭義のパニック発作とは少し違うのですが、情緒不安定な時に呼吸が速くなり呼吸苦やしびれ感のような症状がでる「過呼吸症候群」、外出中に「気持ち悪くなって吐いてしまうのではないか」「トイレのないところで急におしっこをしたくなってしまうのではないか」などが不安になって外出できなくなるものもあります。 人が一生のうちにパニック障害にかかるのは2%から3%程度と見られています。多くは思春期から青年期にかけて発症します。放っておいて自然に良くなってしまうことはあまり期待できないようであり、多くは比較的良くなったりまた悪くなったりする波を繰り返しながら長期化してしまいます。またパニック発作は減っても外出恐怖が残ってしまうことも多く、これによって日常生活に大きな支障が出てしまう問題も重大です。 近年になってSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの新しい向精神薬が登場したこともあって、時に「心の病気」も薬で何とでもできるととらえられがちですが、このパニック障害を含めこれまで「神経症」と呼ばれてきた疾患の治療は、精神科治療は薬物療法だけではなく精神療法も必要です。パニック発作の予防や予期不安の軽減を目的として行われる薬物療法は実際かなり有効ですが、症状の背景に何らかの対人関係の問題が隠れていることも少なくなく、必要に応じて専門的な精神療法と組み合わせることを検討します。