たかはしとんかつみせ
和食
三ノ輪駅から徒歩8分(610m)
土曜の昼、約1年ぶりに「とんかつたかはし」を訪問しました。三ノ輪駅から徒歩5分ほどの、地元民もあまり通らない隠れた場所にあります。約50年の歴史を持つこの老舗洋食食堂は、御歳85歳の店主によって守られており、下町育ちの私にとっては幼少期からの大好きなお店です。 店内は下町の食堂そのもので、14席のテーブルが配置され、訪問時には先客3組4名がいました。昼間からビール瓶が並ぶ光景は、下町あるあるでしょう。メニューはボルガライス900円と豚焼肉(単品)750円をオーダーしました。 ボルガライスは、チキンライスに薄焼き卵を乗せ、その上にとんかつと特製ソースがかかった、昔ながらのオムライス。移転前は「ボストンライス」という名称でした。デミグラスソースのような特製ソースが絶妙で、グリーンピースの彩りも鮮やかです。添えられた味噌汁が洋食にも関わらず提供されるのは、まさに下町スタイルです。 豚焼肉は、生姜焼き風のタレで炒めた豚肉と玉ねぎがたっぷり。添えられたキャベツ、レタス、キュウリ、トマトも昔ながらの味わいで、どちらも非常に美味しかったです。 このお店のボルガライスは、福井県のご当地メニューとされるボルガライスの発祥に関する諸説がありますが、店主さんが以前浅草にあった洋食店「ボルガ」出身とのことで、浅草発祥説を信じたくなります。 個人的な思い入れがあり、評価が高めかもしれませんが、下町情緒あふれるこのお店は、訪れる価値があります。お持ち帰りもできるので、近くに来た際は是非立ち寄ってみてください。
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