「目の下のたるみ」「ゴルゴライン(頬の縦ジワ)」のお悩みは、本当に多くの方からご相談をいただきます。
実際、この目元のたるみやラインは、見た目年齢に大きく影響します。
目元のたるみやゴルゴラインは、以下のような複合的な要因で生じます。
・肌のターンオーバー(再生力)の低下
・筋肉の衰えや使わなさによるたるみ
・皮下脂肪や靭帯のゆるみ
・表情の癖や生活習慣
加齢によって避けられない部分もありますが、正しいアプローチをすれば、改善は可能です。
少しずつでもハリを取り戻したい。
そんな方におすすめしたいのが、「筋肉へのアプローチ」です。
使わない筋肉は衰えてしまいますが、正しく使えば、いくつになっても応えてくれます。
特に顔まわりの筋肉は、日常の意識と少しのケアで変化が出やすい部位です。
今回ご紹介するのは、目元のたるみやゴルゴラインの改善に関係する、2つの筋肉へのアプローチ方法です。
1. 上唇鼻翼挙筋・上唇筋(鼻の横の縦筋)
この筋肉は、鼻の脇から口元にかけて走る縦の筋肉で、頬の引き上げや口角の表情に深く関わっています。
まずは優しく指でマッサージをして、筋肉をゆるめてあげましょう。
その後、口角を引き上げるトレーニングを行います。
ポイントは、「上唇筋を意識しながら」行うことです。
何となく口角を上げるのではなく、筋肉を感じながら動かすことが大切です。
2. 眼輪筋(まぶたの周囲の筋肉)
眼輪筋は、目の周りを囲むように広がる筋肉で、目元のたるみやクマ、くすみなどにも深く関わっています。
加齢とともにこの筋肉の繊維は細くなり、目の開け閉めが浅くなりやすい傾向にあります。
まずはやさしくマッサージで血流を促してから、
「逆まばたき」のトレーニングを行いましょう。
これは、目の下の筋肉を意識的に持ち上げるようにして、軽く瞬きをする方法
続けることで、変化は現れます
顔の筋肉は、日常では意外と使われていないことが多いため、最初はなかなか動かしづらいかもしれません。
ですが、正しい方法で継続していけば、少しずつでも確実に変化が表れてきます。
朝と夜の1日2回、まずは3週間を目安にルーティンに取り入れてみてください。
目元の印象が変わると、顔全体の雰囲気まで明るく見えるようになります。
自分の顔をもっと好きになれるように、まずは今日から始めてみてください。
