こんにちは、遺品整理士の谷 智栄(たに ともひろ)です。愛知県、岐阜県、三重県の東海3県エリアを対象とした遺品整理サービスや、ファイナンシャルプランナーと協力して相続に関する問題解決に対応しております。
遠方在住者からの切実な声
「実家の遺品整理をしなければならないけれど、遠方に住んでいて何度も足を運ぶことができない…」
このような悩みを抱える方は、年々増加傾向にあります。実際に、当社が受ける遺品整理の依頼の約4割は、東京や大阪など遠方にお住まいの方からのものです。最近では、海外在住の方からのご相談も増えてきています。
先日も、こんなお電話をいただきました。
『東京に住む者ですが、岐阜の実家を遺品整理して母屋を解体したいと考えています。ただ、仕事が忙しくて現地に行くのが難しく、見積もりや作業の立ち会いが必要と聞いて困っているんです…』
このように、遠方在住の方が実家の遺品整理に直面した際、多くの不安や懸念を抱えていらっしゃいます。
なぜ遠方からの遺品整理に不安を感じるのか
遠方にお住まいの方々から特によく聞く不安には、以下のようなものがあります。
まず多いのが、「見積もりの正確性」についての不安です。現地に行けないため、提示された金額が適正なのかどうか判断が難しいという声をよく耳にします。
次に、「貴重品の取り扱い」に関する心配です。先代から受け継いだ骨董品や、思い出の品々が誤って処分されてしまうのではないか、という不安を多くの方が抱えています。
また、「作業の進捗状況が分からない」という不安も大きいようです。遠方にいるがゆえに、作業がどのように進められているのか把握できず、不安を感じる方が多いのです。
