【関連痛とトリガーポイント】
肩こりや腰痛を持っている方で、
患部に触れると筋肉のこりこりしたしこりを
感じることがあると思います。
これをトリガーポイント(Trp)と呼びます。
Trpは存在する部位に症状があらわれる場合と、
離れた場所に症状が現れる場合の2パターンがあります。
後者のケースが関連痛と呼ばれるものです。
関連痛は規則性があります。
そのため関連痛のあるエリアからどの筋肉にTrpがあるかを
予測することができます。
例えば腰痛の多くの原因となっている
腰方形筋のTrpは仙骨周辺とお尻の外側に関連痛を出します。
この筋肉は腰の左右にある長方形の筋肉で、
足を組んだり、骨盤を横にスライドさせた座り方をすることで
Trpを生じさせます。
そのほかにも腰回りには
このTrpができやすい筋肉はいくつもあります。
肩の周囲筋も同様です。
どれも不良姿勢やそれによる
背骨の歪みによって生成されやすくなってしまいます。
カイロプラクティックではこのような問題に対して
骨盤や背骨の歪みを整えること、
ストレッチや姿勢の指導を行うことで
根本から解決していきます。
