女性の腰痛には、婦人科疾患によって引き起こされている場合
があることをご存知でしょうか?
具体的に病名を一つ挙げると、
子宮内膜症という病気が腰痛を伴っている場合があります。
この子宮内膜症に伴う腰痛の特徴は、
安静にしていても痛みが軽減しないというところにあります。
通常の筋肉疲労などによる腰痛ですと姿勢を変えたり、
安静にしていれば楽になりますが、
病気が関わってくると、軽減増悪の要因が無いのが特徴です。
また子宮内膜症の場合は、
腰痛のほかに下腹部の痛みや違和感なども伴うことがあり、
その他には月経痛がひどくなっていったり、
出血が多くなったりすることがあるようです。
腰痛がいつもと違うと感じたり、
伴ってその他に上記のような徴候が出てくるようであれば
早めに婦人科を受診されるようにしましょう。