Wさん 40歳女性 客室乗務員
症状:体が硬くて、腰が痛い
【問診】
二週間前に、仕事中重い荷物を持った瞬間
ぎっくり腰になってしまいました。
それから3,4日で動けるようになりましたが、
右のお尻から足にかけての鈍い痛みが
残ってしまい、その後も改善する気配がありません。
仕事上、重い荷物を持ったり、
立ちっぱなしになることも多く、
また、もともと身体が硬いということもあったので
根本的に治したいと考え来院しました。
【カイロプラクティックの立場から】
検査の結果、右の梨上筋と呼ばれる筋肉が硬くなり、
それが痛みの原因となっていることが分かりました。
ただ根本的に骨盤の硬さが原因であり、骨盤の関節である
仙腸関節の可動域がなくなっている状態でした。
この仙腸関節が動かない為、周りの筋肉も硬くなり、
ぎっくり腰を起こしやすくなっていたと考えられます。
治療はこの骨盤の機能障害を取り除くことを行い、
背骨全体が硬いので、それに対してモビリぜーションという
関節の動きをつけるような操作を行い、
硬くなった筋肉をストレッチや
緩和操作で緩めることを行いました。
【施術後の経過】
4回治療を行うことで、
腰周りの硬さがだいぶ和らいできました。
ゆがみも安定している状態で、
症状は8割程改善していました。
その後はストレッチを指導して、
予防を心がけていただくよう伝えました。
