腰痛はほとんどの場合は、病気が関わっていない、
筋肉や関節、椎間板などの腰の組織の問題です。
ただしまれに、それ以外の問題、
内蔵の異常による関連痛によって
腰痛を感じている場合があります。
関連痛とは簡単に説明すると、
痛みを感じている場所意外が原因で起こる痛みのことです。
なぜこういったことが起こるかというと、
胃や心臓、胆嚢、腎臓などの神経と
肩や背中、腰の神経が脳へ行く途中の脊髄で交わっている為、
脳が内臓の痛みを腰などの痛みと勘違いするためです。
腰痛を引き起こす内臓の病気を挙げると、
尿管結石や腎盂腎炎などの泌尿器系の疾患や
また泌尿器系や消化器系の腫瘍でも
腰痛を感じることがあります。
基本的に内臓の病気による腰痛は、
夜間に痛みが強くなったり、
どういう体勢をとっても痛みが軽減しないなど、
普通の腰痛とは雰囲気が違っています。
そのような腰痛を感じられたら、
早めに病院で検査してください。
