デスクワークを長時間される方は
特に気をけつけなければなりません。
腰を丸めた姿勢で座ると、
背骨の後方についている靭帯が引き伸ばされて、
それが元に戻らなくなり、
背骨の関節(椎間関節)がとても不安定になってしまいます。
椎間関節が不安定であると、
少しの負担で、関節が過度に動くので、
関節周辺の組織を痛めやすく
ぎっくり腰を引き起こすリスクが高まります。
また長期間猫背姿勢を続けていると、
背中の筋膜という筋肉の膜も伸ばされてしまい、
その伸びた状態を記憶してしまうので、
元の正しい姿勢に戻りづらくしてしまいます。
そうすると猫背姿勢がとても楽で、
姿勢を正そうとすると
逆に腰が痛いという状態になってしまいます。
このようなリスクのある姿勢をなるべく避けるため、
日々正しい姿勢を意識する、
さらには鏡などを使い、
視覚的にも姿勢のチェックを行い、
正しい姿勢を身体に覚えこませることが必要です。
