腰痛には長期間の安静はあまり意味がありません。
あるアメリカの研究ですと二日間と
二週間の床上安静を比較する臨床実験がなされましたが、
短期間の床上安静が
長期間の場合と同じくらい効果があると結論付けています。
特にぎっくり腰のような強い症状を表す腰痛は
どうしてもいつまでも安静にしがちです.
ですが二日間ぐらい安静にした後は少しづつでも低下した機能をとりもどすような
リハビリテーションを行っていく必要があります。
もちろんヘルニアによる神経圧迫があったり、
骨折などであったら対処は変わってきますが、
そのような重篤な問題がなければ早めにリハビリを行っていくことで
慢性化を防ぐことができます。
そして平行してぎっくり腰の原因となっていた
背骨の歪みを取り除いていくことにより,
リハビリの効果を高め、よりいっそうの早期改善が望めます。