坐骨神経痛は年齢によって考えられる原因が変わってきます。
特に若い方と高齢者ではかなり異なってきます。
若い方で坐骨神経痛の原因で最も多いのは椎間板ヘルニアによる神経圧迫です。
また次に多いのが梨状筋症候群という
お尻の筋肉が坐骨神経を圧迫して起こるものです。
一方高齢者に関しては変形性関節症、脊柱管狭窄症などの
背椎の変性などによる坐骨神経痛が多くみられるようになり、
また帯状疱疹というウイルスによる坐骨神経痛も発症する場合もあります。
どれも一度発症してしまうと、中々改善しづらく、
神経症状の度合いによっては手術をしなければならなくなりますので
日頃から坐骨神経痛にならないように正しい姿勢を心がけることや
定期的な運動・骨盤や背骨の調整、
悪い生活習慣の改善などで予防をしておきましょう。