Officeのクリップボードを表示してコピーや切取&ペースト操作を行う
クリップボードを使用すると、コピー(切取)したデータを確認でき、またペーストする時に確認しながら作業を行えるので大変便利。
メリット
クリップボードは初めて開いた時点において、直前のコピー(切取)操作したものから蓄積が開始されていくのでコピーの失敗がない。
クリップボードには最大24個まで格納でき、25個目以降は古いデータの順から削除されていく。
■クリップボードの設定を行う
まず、ホーム→クリップボードのプルダウンをクリックして、クリップボードの下部にあるオプションをクリックして、表示される以下のオプションを設定する。
⑴ 自動的にOfficeクリップボードを表示
2個目のアイテムをコピー(切取)を行うと自動的にOfficeやGoogleアプリクリップボードを表示され、直近2個目のアイテムが確認できる。
その後、クリップボードを閉じてもコピーしたデータが最大24個まで蓄積される。25個目からは古いものから消去され更新される。
⑵ Ctrl + C を2回押してクリップボードを表示する
コピーまたは切取る範囲を選択した状態で、Ctrl を押した後で Cを2回押すとクリップボードが表示される。
⑶ Officeクリップボードを表示せずに格納
ここに、チェックを入れるとクリップボードを表示せずとも、すべてのデータが最大24個まで格納できる。25個目からは古いものから消去され更新される。
⑷ Officeクリップボードのアイコンをタスクバーに表示
コピー(切取)を行い、はじめてクリップボードを表示するとタスクバーのインジケーターにアイコンが隠される。そのアイコンをポイントするとコピー(切取)数を確認でき、アイコンをダブルクリックするとクリップボードを表示できる。
⑸ コピー(切取)時にステータスをタスクバーの近くに表示
コピー(切取)操作を行うと、タスクバーの通知領域にバッジのようにアイコンで表示される。
※クリップボードが邪魔な場合は閉じてもデータ個数が確認できるので大変便利。

■コピー(切取)を行う
1.ホーム→クリップボードのプルダウンをクリックして、目的のデータをコピー(切取)必要な分だけ操作を繰り返す。
2.コピー(切取)データが蓄積されていくのが確認できる。
最大24個まで格納でき、25個目以降は古いデータの順から削除されていくのが確認できる。
※確認が不要なら、クリップボードを一度開いたなら閉じてもよい)
3.貼り付ける場所に移動して、「すべて貼付け」をクリックするか、コピーされたデータの上をクリックするとペーストされる。
さらに、データ横のプルダウンをクリックして個別に貼り付けたり、削除も出来る。
なお、この操作は Word ・ Excel ・ PowerPoint いずれのドキュメントにも反映する。