こんばんは。
スピリチュアル鑑定士の関谷百笑です。
今日は私が感銘を受けた物語を一つ紹介させてください。
私が読んでいた本に「感謝夫人」という物語が紹介されていました。
とある村に住む一人の女性、何があっても「有難いですね」「感謝ですね」と話すので周りからは``感謝夫人‘‘と呼ばれていました。
ある日、彼女が住む村に10日間に渡り、大雨が降り続きました。 川は散乱し、畑や家が壊れてしまう所もあり、彼女の家も例外ではありませんでした。
大雨が去った、朝。 村人が彼女に言いました。
「今回の大雨は本当に災難でしたね」
村人は、いくら彼女でも、この状態では感謝の言葉は出ないだろう。 そう考えておりました。しかし、返ってきた言葉は予想と違っておりました。
「そうですね、でも感謝ですね。有り難いです」
「どうしていつもどんな時でも感謝できるのですか?」
気になった村人が彼女に尋ねると、
「10日間も続いた雨が1日で降ることになっていたら、私たちは命がなかったでしょう。神様は私たちが生き続けられるように雨を10日間に分けてくださった、感謝ですね。」

これを執筆した著者は病と闘いながら本を書いていました。
病気のことを尋ねられた時、彼女も同じようなことを仰っていたようです。
「痛みを数年に分けてくれた神様に感謝です。だって一日で来てしまったら私は耐えられなかった」
これから学んだことは、何事も見方を変えれば感謝に変わるということです。
そして感謝を伝える、「ありがとう」と声に出すことで心が満たされていきます。
もちろん心で感謝を伝えることも大切です。
‘‘思い‘‘は波動によって相手に伝わります。
その波動が、楽しいや嬉しい、感謝のような温かい波動だったら貰った側も温かくなるんです。
逆に憎しみ、妬み、怨み、マイナスな負の感情や人を貶める言葉などを使っているとその思いも波動によって伝わります。
波動は半径10㎞まで広がるそうです。
お師匠さんである、芙燈先生が教えてくださいました。
想像ですが、きっと感謝夫人の周りも温かく優しい波動が、それも半径10kmにまで沢山広がっていたのではないでしょうか。
自分の行動や思いは思わぬ所まで影響があります。
そのことをいつも頭の片隅に置いておくと、行動や思いに変化があるのではないでしょうか。
自分の未熟さを叱ってくれる人がいること、弱点を教えてくださる人がいること、また自分自身を教えてくれる、試練を与えてくれる出来事が起こること。
全てが有難く、感謝である。
この物語を読んで、またこのブログを書いて自分自身も崇高な人でありたい。
そのためには、何事も感謝の気持ちを忘れないことを心がけていきます。
皆様の明日がニコニコ笑顔でありますように。
心から願いをこめて。
ご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアル鑑定士
関谷百笑
