こんばんは、四泉芙燈(よんいずみ・ふとう)です。
最近、こんなことを感じる方が増えています。
「家族のために一生懸命やってるのに、報われてる気がしない」
「子どものためを思って叱ったのに、傷つけてしまったかもしれない」
「夫婦なのに、どうしてこんなにも分かり合えないんだろう」
がんばっているのにうまくいかないとき、
人は“自分が悪いのかな”と、自分を責めてしまいがちです。
でも実はそれ、あなたのせいじゃないかもしれません。
もっと大きな流れ──“陰陽のバランス”が、乱れているだけなのかもしれません。
東洋には、すべての物事に「陰と陽」があるという考え方があります。
光と影。昼と夜。息を吸うことと吐くこと。
そして、人間関係にも、家庭にも、心にも、「陰と陽」があります。
たとえば──
いつも明るくふるまっている人が、ある日ぽっきりと心が折れてしまう。
家の中で笑顔を見せていた子どもが、急に学校に行けなくなってしまう。
そんなとき、私たちは「どうして?」と戸惑いますよね。
でもそれは、「陽」のエネルギーばかりを使ってしまって、
「陰」が溜まりすぎてしまったサインかもしれないのです。
陰と陽は、どちらが悪い・良いというものではありません。
バランスが崩れたときに、心や体、
そして家庭の中に“歪み”が生まれてくるのです。
最近起きた、年齢も関係なく人が命を奪われてしまうような悲しい事件も、
私は“陰陽の歪み”が社会全体で極まった現象ではないかと感じています。
社会の中にある“孤”や“疲弊”という陰。
それに気づかず、誰も受けとめることができなかった。
だから、個人という器を通して、事件という形で噴き出してしまったのです。

私が主宰している「禄玉塾」では、
こうした“陰陽の流れ”を、日常生活の中でどのように整えるかを学んでいます。
算命学という古代東洋の知恵をベースに、
「自分の気の流れは今、陰に傾いていないか」
「子どもの気が乱れているとしたら、何を整えればよいか」
そうした問いに、
具体的に答えられるようになるのが、禄玉塾の学びです。
私たちは、子どもが転ばないように道を整え、
家族が疲れすぎないようにスケジュールを調整し、
誰かが傷つかないように、やさしい言葉をかけようとします。
それと同じように、
“気の流れ”も整えてあげることができるんです。
それができるようになると──
なぜか、家の中が落ち着いてきたり、
夫婦間の空気がやわらいできたり、
子どもが少しずつ元気を取り戻したり。
目に見えないけれど、
確かに“流れが変わった”と感じられる瞬間が訪れます。
「なんで私ばっかり…」と感じるとき、
それはきっと、あなたが“誰かのために”たくさん陽を注いできた証です。
でも、そろそろ「自分の陰陽」も整えていい頃かもしれません。
気の流れを知るということは、
占いでも、スピリチュアルでもなく、
“自分の人生の舵を自分で握りなおすこと”。
あなたが笑顔でいられたら、きっと家族も笑えます。
その最初の一歩として、
禄玉塾という学びの場を、どうぞのぞいてみてください。
あなたと、あなたの大切な人たちの未来が、
少しでもやわらかくあたたかいものになりますように。
四泉芙燈より、心を込めて。
