こんにちは。
東京、中野で算命学の鑑定と講座を行っている
禄玉塾、四泉芙燈(よんいずみ・ふとう)です。
5月に入りましたね(^^♪
今日は「こどもの日」、そして「端午の節句」。
さらに今年は、ちょうどこの日が「立夏(りっか)」にもあたります。
立夏とは、暦のうえで「夏が始まる日」。
まだ風は心地よいけれど、陽射しがぐんと強まり、
草木が勢いよく伸び始める頃です。
自然界が“目を覚ます”ように、
私たち人間の心も動き出すタイミングなんですね。
そして端午の節句。
この日はもともと、男の子の成長と無事を祈る日でした。
今では「こどもの日」として、性別を問わず、
すべての子どもの幸せを願う行事になりました。
でも実はこの日、鯉のぼりや菖蒲の葉、鎧や兜に込められているのは「健やかに育ってほしい」という祈りだけじゃないんです。
「無事に生きて帰ってきてくれますように」
「どうか、この命が守られますように」
そんな切実な“命への願い”が、
長い歴史の中でずっと受け継がれてきた日なんです。
そして、算命学ではちょうどこの時期を「火の季節」と捉えます。
火は、感情・直感・揺らぎ。
つまり、子どもたちの「心が動きやすくなる季節」なんです。
なんとなく機嫌が悪かったり、イライラしたり、
泣き虫だったり、反発したり。
理由の分からない感情の波が、子どもたちの中でぐるぐる渦巻く。
それは、心が育っている証拠です。
ちゃんと、成長しているサイン。
親から見れば困った行動でも、
魂の目から見れば、今の時期だからこそ出てくる“命の反応”なんです。
算命学では、子ども一人ひとりに「宿命」という命の地図があると考えます。
たとえば、我が強い子。感情の起伏が激しい子。大人びていて扱いづらい子。
その“個性”は、ただの性格ではなく、
使命や才能の一部であることがほとんどです。
でも、ここでちょっと立ち止まって考えてみてください。
その子を“正そう”としていませんか?
よその子と比べて、できないことばかりが気になっていませんか?
しつけのつもりで叱っていたことが、
実はその子の大切な“芽”を摘んでしまっていた──
そんなことに、あとから気づくこともあります。

そしてもう一つ忘れてはいけないのが、
「親にも宿命がある」ということ。
子どもを育てながら、親もまた“命の旅”の途中。
なぜイライラしてしまうのか、
なぜ手を出しすぎてしまうのか。
実はそれも、
親御さんご自身の宿命の影響が大きいんです。
だから私はいつも伝えています。
「子育ては、自分育てでもある」と。
今日のような“節目の日”こそ、
ふと立ち止まって考えてみてほしいんです。
この子の魂に、私はちゃんと寄り添えているだろうか?
この子の地図を、ちゃんと見ようとしているだろうか?
そしてもう一つ、大切にしてほしい言葉があります。
それは「おかえりなさい」。
子どもが学校から帰ってきたとき。
パートナーが仕事から戻ってきたとき。
ただのあいさつではなくて、
“今日も無事に帰ってきてくれてありがとう”という、
命への感謝を伝える言葉です。
その一言が、子どもの心の灯火になります。
そして、親であるあなた自身の心も、
じんわりとあたためてくれるはずです。
禄玉塾では、親子の宿命を見ながら、
“その子に合った育て方”や、
“親としての関わり方”を一緒に探していきます。
「もっと早く知っていればよかった」
「自分のことまで癒された」
そんなお声をたくさんいただいています。
ご希望の方には、LINEで“無料プチ相談”も承っていますので、
よかったら、気軽に声をかけてくださいね。
今日という日が、あなたとあなたの大切な人にとって、
やさしく、あたたかい一日になりますように。
