こんにちは、禄玉塾の四泉芙燈(よんいずみ・ふとう)です。
今日は、「運」と「財」について、禄玉塾の算命学の視点から少しお話をしてみたいと思います。
ある方とのやりとりの中で、こんな言葉を聞きました。
「ちゃんと働いているのに、どうして私だけ報われないんでしょうか」
「まじめに頑張ってるのに、お金が全然貯まらないんです」
きっと、こうした思いを抱えている方は少なくないはずです。
でも、算命学の立場から言うと、それは「運を貯めていないから」かもしれません。
え?運を貯める?と思われたかもしれませんが、算命学では“運”はポイント制だと考えるんです。
TポイントやPontaカードのように、コツコツと積み重ねることで貯まっていく──
それが「徳」という運のポイントです。
人に喜ばれる行動、誠実さ、学びや努力。そういったものを日々積み重ねていくことで、少しずつこの“運のポイント”は貯まっていきます。そして、あるとき“財”に変わる。逆に、不平不満ばかり言っていたり、人のせいにばかりしていたりすると、せっかく貯まっていたポイントもスルリと逃げてしまうんです。
ところで、「財」と聞くと、多くの人が真っ先に“お金”を思い浮かべると思います。でも算命学でいう財とは、もっと広い意味を持っています。たとえば、人から信頼されること。誰かに必要とされること。仲間に囲まれ、愛されていること。それらすべてが「財」なんです。
「お金が欲しい」と言う気持ちの裏には、「安心したい」という願いがあることが多いです。通帳に残高があるとホッとする。札束を見て、「これだけあれば大丈夫だ」と思う。それは“お金”そのものが欲しいというよりも、“安心感”が欲しいのかもしれません。そして実は、その安心感こそが、信頼や人とのつながりからも得られる“財”なのです。

算命学では、信念(=木性)を持っている人に運が集まりやすいとされています。
そして信念は、学び(=水性)からしか育ちません。
つまり、学びを深めない人に信念は宿らず、信念がなければ人も集まらない。人が集まらなければ財にはならない。
だから私はこう言います。
「学ばない人に、信念は宿らない。信念がなければ、人は集まらない。人が集まらなければ、財にならない」と。
よく、
「善良な人が損をする」
「いい人ほどお金がない」と言いますよね。
でもそれは、お金がないから損をしているわけではありません。
その人が愛されているなら、それは立派な“財”を持っているということです。
逆に、お金だけあって誰からも必要とされていない人が、本当に豊かだと言えるでしょうか。
「今は結果が出ていない」と感じる人も、
「運が悪い」と思っている人も、焦らなくて大丈夫です。
今は“徳を貯めている時期”なのかもしれません。
目に見えないポイントを少しずつ積み上げて、信念を磨き、信頼を重ねていく。
すると、ある日ふっと、想像もしなかった形で財が現れることがあります。
禄玉塾の算命学、単なる占いではありません。
人生の流れを読み解き、自分自身の“伸ばすべき才能”や“今やるべきこと”を教えてくれる学びです。
焦る必要はありません。比べる必要もありません。
あなたのペースで、あなたの人生を歩んでください。
しっかりと運を貯めて、あなたなりの財を手に入れていけばいいのです。
禄玉塾では、こうした考え方を、皆さん一人ひとりの宿命にあわせて丁寧にお伝えしています。人生に迷ったとき、自分の運を知りたくなったとき、そっと背中を押せる存在でいられたら嬉しいです。
あなたの“財”が、きっと人生に温かさと希望をもたらしてくれるはずですよ。
四泉芙燈
