「お尻から太ももにかけて重い感じがする」
「脚がだるい・しびれる感覚がある」
「長く座っているとつらくなる」
このような“坐骨神経のまわりに出る不快感”を感じることはありませんか？
「神経が悪いのかな…」と不安に思われる方も多いですが、
実は 神経そのものだけが原因ではないこともあります。
● なぜ“神経だけ”の問題ではないの？
お尻・腰・太ももには
多くの筋肉と神経が通る道があります。
・お尻の筋肉がこわばる
・太ももに力が入り続けている
・骨盤が傾きやすい姿勢が続いている
こうした状態が続くと、
神経の通り道が狭くなりやすくなるといわれています。
つまり、
「神経のトラブル」ではなく
“周囲の筋肉や姿勢のクセが関係している状態”
というケースも多いのです。
● 坐骨神経まわりがつらくなりやすい人の特徴
・長時間の座り姿勢が多い
・脚を組むクセがある
・運動量が少ない
・お尻より前ももが張りやすい
・呼吸が浅く、力が入りやすい
心当たりはありますか？
“何をしている時につらくなるのか” は
その人の 体の使い方のクセ を表していることがあります。
● 腰・お尻・太ももは「チーム」
坐骨神経の通り道を考えると
腰・お尻・太もも はひとつのチームのように働いています。
・背中で支えられない → 腰に負担
・腰で支えられない → お尻が頑張る
・お尻が働きにくい → 太ももが頑張る
どこかが頑張りすぎると、
別の場所に負担がよせられやすくなります。
その結果、
神経まわりが敏感になりやすい状態 に繋がることがあります。
● 日常で意識できるポイント
・座っている時に、骨盤が後ろに倒れすぎないようにする
・立つときは、お腹とお尻に“軽く”力を入れるイメージ
・歩くときに、足指で地面を軽く押す意識
小さな意識でも、
続けることで負担が変わる場合があります。
● 「不安…」と感じたときは
坐骨神経まわりの不快感は
体をどう使っているか と関係することが多いです。
「またつらくなりそう…」
「同じ場所を何度も繰り返している…」
という方は、
一度 身体のバランスや使い方 を見直してみても良いかもしれません。
まいれ鍼灸整骨院・整体院 大津市堅田院にお気軽にご相談ください。
