今回は、姿勢不良が免疫力に影響する理由をご紹介します。
1. 自律神経の乱れ
姿勢が悪いと、交感神経(ストレス時に活性化)と副交感神経(リラックス時に活性化)のバランスが崩れがちです。
特に猫背や前かがみの姿勢は、交感神経が優位になり、身体が「緊張モード」に。
自律神経の乱れは免疫細胞の働きを低下させ、免疫力が落ちる原因に。
2. 呼吸が浅くなる
姿勢が悪いと肺が十分に膨らまず、呼吸が浅くなりがち。
酸素が十分に取り込めないと、体内の代謝や免疫細胞の働きに支障が出ます。
3. 血流とリンパの流れの悪化
姿勢不良によって筋肉が凝り固まり、血液やリンパの流れが滞ります。
免疫細胞は血液やリンパ液を通じて全身に運ばれるため、流れが悪いと免疫機能が低下します。
4. 内臓への圧迫
猫背などの姿勢は内臓を圧迫し、胃腸などの働きが弱まることがあります。
腸は免疫の約70%が集まる場所とされ、腸内環境の悪化は免疫低下の大きな要因です。
【免疫力アップのための姿勢改善ポイント】
〇骨盤を立てて座る(骨盤を後ろに倒さない)
〇耳・肩・腰が一直線になるよう意識する
〇定期的に立ち上がってストレッチを行う
〇深い腹式呼吸を意識する
姿勢はただの見た目の問題ではなく、身体全体の健康、そして免疫力にも大きな影響を与えるものです。日常の小さな意識の積み重ねが、風邪をひきにくい、疲れにくい身体づくりにつながります。
当院では姿勢矯正やEMSなど様々なメニューがあるため、お身体に合わせた根本的なケアをすることができます。
お悩みの方はぜひ当院へご相談ください!