【変形性股関節症】
股関節の骨や関節軟骨に変性がおきて、余分な骨が出来たり、すり減ったりする事で、関節構造に不具合が生じてしまい、関節が変形していく病気です。
男女差はに女性に多く、進行性のもので、発症すると年齢と共に徐々に悪化していきます。
原因
原因は大きく2つに分けられます!
・明らかな原因はなく、加齢などにより関節が
壊れてしまうもの。(一次性)
・生まれつき股関節が脱臼してしまう、先天性股関節脱臼や生まれつき股関節の受け皿(臼蓋)が浅くなってしまう、股関節臼蓋不全症など、生まれつきの関節自体に原因のあるもの。(二次性)
他にも、太ももの骨の関節部が壊死してしまう、ペルテス病、突発性大腿骨頭壊死、股関節の受け皿(臼蓋)の縁の部分が損傷してしまう、関節唇損傷など、太ももの骨や股関節(臼蓋)の病気や怪我をすると変形性股関節症の原因になります。
予防!
・股関節に負荷がかかる動作はなるべくさけましょう!
・杖を使用して、股関節の負担を減らす。
・体重のコントロール
・筋力強化!
痛みで動かさない→動かさないことで、筋力・関節可動域の低下。また、運動量の低下で、体重が増える→股関節の症状が悪化。
この悪循環は日常生活にも悪影響を及ぼして痛みの進行にもつながるので、避けなければなりません!痛みの出ない範囲でトレーニング、ストレッチはとても重要です!!
やってみよう!
ジグリング(貧乏ゆすり)
・椅子に座り、少しかかとを浮かせた状態で
かかとを上下させる。
関節内の軟骨などの組織は関節液という液体により栄養を受けています。この関節液は運動により促されます。ジグリングで関節を小刻みに動かす事で関節液の働きを促進して、関節軟骨、股関節の隙間、痛みなどをよくすることによって股関節の劣化を少なくできます。
実験では、1日2時間を3ヶ月間継続してもらったところ、股関節の痛みがよくなるというデータがあります!
副作用の報告もないので是非、TVを観ながらなど隙間時間にやってみてください!
「このような症状があって心配!」「予防や、どうやってよくするか、もっと知りたい」など、お困りのことがありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください!
