おはようございます!
カッパ整体院松戸馬橋店です!
現代の生活は便利になり、体を大きく動かす機会が少なくなっています。車やエレベーターの利用、デスクワークの増加などにより「気づけば一日ほとんど歩いていない」という人も少なくありません。こうした運動不足は、体のさまざまな不調を招く要因になります。
まず大きな影響が出やすいのが「筋肉」です。体を動かさない時間が長く続くと、筋肉は自然と衰えていきます。特に太ももやお尻など大きな筋肉は使わないと弱りやすく、立ち上がる、歩くといった基本の動作が疲れやすくなります。筋肉が減ると姿勢が崩れやすくなり、腰やひざに負担が集中することもあります。
次に「血流」への影響です。運動は全身の血液を巡らせるポンプのような役割を持っています。体を動かさないと血の流れが滞りやすくなり、むくみや冷え、だるさなどを感じることが増えます。特に長時間座りっぱなしの生活は、足に血液が溜まりやすくなるため注意が必要です。
また「呼吸や代謝」にも変化が現れます。運動量が減ると心肺の働きが弱まり、少しの動作でも息切れしやすくなります。基礎代謝も下がるため、エネルギーが消費されにくくなり、体重が増えやすくなる傾向もあります。これがさらに動くのを億劫にし、悪循環に陥ることも珍しくありません。
さらに「心の健康」にも関わります。運動によって分泌される物質は気持ちを前向きにしたり、ストレスをやわらげたりする働きがあります。体を動かさない状態が続くと、気分が落ち込みやすくなり、疲れやすさや集中力の低下につながることもあります。
運動不足の影響はすぐに表れるわけではありませんが、少しずつ積み重なり、気づいたときには体の不調として出てきます。だからこそ、毎日の生活に「ちょっとした運動」を取り入れることが大切です。
体を守るための運動は、激しい運動である必要はありません。無理なく続けられる習慣をつくることが、健康維持への一番の近道です。
