茨城県つくば市のふかざわ整骨院グループでは、交通事故の専門施術を行うと同時に、交通事故の啓蒙活動を行い、必要な情報を提供しています。
前回の続きで前回ドライブレコーダーのメリットについて書きましたが、実はドライブレコーダーは裁判の際に証拠品としても活用できます。
【ドライブレコーダーを交通事故の裁判で利用する場合】
実際に裁判でもドライブレコーダーの記録を証拠品として利用されているものもありますが、どんな時に役立つのでしょうか？
①証拠能力が高いものになる
ドライブレコーダーには実際の事故映像が記録されているので、事故の相手が嘘をついてきたとしても、映像をもって正当化を主張することができます。例えば赤信号で交差点に飛び込んできた相手が「青信号だった」と主張しても、ドライブレコーダーの中にある記録では赤信号の映像は残っていれば優位性の高い情報であるといえます。
近年のドライブレコーダーであれば、解像度も高く、記録したものが分かりにくいということも少なくなっています。
自身の訴えの正当性を物的証拠として提出できます。
②当たり屋への対応策になる
ドライブレコーダーの記録は、偶然起こった事故だけでなく、意図的に自動車に接触して慰謝料を請求する“当たり屋”への対応策としても高い効果があると言われています。
記録をとっておくことで、相手がどのような角度から自動車に向かってきたかが分かるからです。
また、運転中以外の記録もしておくことでお車を守ることができます。例としては車上荒らしや当て逃げなどに対しても被害に遭った場合の証拠としても利用可能だからです。
記録としてデータがあれば映像を警察に提出することができ、一度は逮捕となってしまっても、後日証拠として提出できますので、今後ご自身を守る為にも検討されてみてはいかがでしょうか？
《著書》
管理柔道整復師 野平
2024年1月 ふかざわ整骨院グループ入職
ふかざわ接骨院つくばみらい院 施設管理者
