今回は、「書道」と「書写」の違いをお話しします。
はじめに「書道」から。こちらは芸術です。文字が生み出す美しさを追求し、自己表現が最終目的地です。
「道」のつく習い事なので、決して一瞬で手に入るものではありません。だからこそ、一生続けられ面白いのです。
次に「書写」。こちらは教育です。小学生・中学生が学校で教科書にしたがって、美しく整った字を書けるように学びます。個性を出すことではなく、手本どおりに書くことが目的です。
では、実際に字を見ていきましょう。
★「書写」で書いた「風」です。
美しく、形が整っています。
でも、この字から、どんな風が吹いてきますか?と言われても、答えに悩みませんか?😐

では、、、もう一つの「風」はどうでしょうか?
この記事の下の方に出ている画像。
書道の最終目的は「書で自己表現をすること」🎉その助けになるのは、「臨書」です。先人の優れた作品を、徹底的にマネする!優れた手本を、臨書することが大事なのです。そして、筆使いを学び、空間の美を知る。いつかは、学んだことを生かして、自分の心をのせた書を書く💓
なので、書写だけで終わりにしたら、もったいないと思っています。そこから先が、より感覚が研ぎ澄まされ、美しく整った字を書くだけではない楽しさを感じられるからです🩷
書道と書写の違いが、少しでも伝わりましたでしょうか?
当教室では、小学生から習うときには、学校での学びとのズレが生じないように、また、基本をしっかり学んでいただきたいので、書写の教科書をベースにしたカリキュラムを組んでおります🌈しかし、高学年では、長く続けてきたお子様の書の状況により、書道へ進むこともございます😊
大人は、書道です。当流派の美しい書風のテキストで、基本を学びながら様々なことを習得していきます🎉初心者の方、大歓迎❣️
継続は力なりの世界。
ご興味がある方は、是非体験してみてください⭐️実力のつく、情緒豊かなテキストを、ご用意しております。
人生に新しい風を吹かせてみませんか?
エントリー、お待ちしております♪
香雅
