懐紙(かいし)は、和菓子をいただくときや道具を扱う際に使われる、茶道の必需品です。
薄い和紙を二つ折りにしただけのシンプルな紙ですが、用途はとても広く、菓子皿として使ったり、口元をぬぐったり、ちょっとした拭きものとして活躍します。清潔で控えめな佇まいは、茶席の所作を自然と美しく整えてくれます。
季節柄の模様が入った懐紙も多く、12月であれば雪輪や椿、干支など、選ぶ楽しさも広がります。茶道を知らない方にも「ひとつ持つと便利」と感じてもらえる、身近な茶道具のひとつです。
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