こんにちは、相続コンサルタントの遠山です。
日本語は美しい言語ですが、最近は次々と新しい横文字(カタカナ)がCMやニュースで飛び交っています。少し前からだと、SDGs(エス・ディー・ジーズ):「持続可能な開発目標」最近だと、サステナブル(Sustainable):「持続可能な」でしょうか?なんとなく横文字を使っていると日本人には、かっこいい?イメージがいい?などと思われているようです。
自分が携わってきた不動産業界でもその波は来ています。例えば、「オープンハウス:内覧会」や「エージェント:不動産仲介業者」といった言葉は、不動産広告でよく見かける用語です。しかしこれらの意味を正確に理解していないと、思い違いをすることもあるでしょう。
内容については、また別の機会で紹介したいと思いますが、注意していただきたい横文字用語をいくつかご紹介します。
最近テレビCMなどでもよく聞くようになった、「リースバック」、「リバースモーゲージ」、「サブリース」といった複雑な用語、あなたはきちんと理解していますか?
1. リースバック:「賃貸借契約付き売却」
自宅を一度売却し、その後も住み続けることができる制度です。売却した家をリース(賃貸)契約で借りる形になります。
2. リバースモーゲージ:「逆抵当」
主に高齢者向けの制度で、自宅を担保にして融資を受けることができます。自宅に住みながら資金を調達し、返済は通常、亡くなった後に担保となる不動産を売却して行われます。
3. サブリース:「転貸借、又貸し」
賃貸物件をオーナーから一度借り上げ、第三者に転貸することです。例えば、企業が社員寮として物件を一括借り上げし、その社員に転貸するケースがあります。
いかがでしょうか?日本語で言うと胡散臭く感じると思いますが横文字(カタカナ)だとよく聞こえませんか?不動産業者がテレビCMまで使っているということは不動産業者にとって大きなメリットがあるということです。デメリットをきちんと調べてから考えたいものだと思います。
